この記事の内容
パソコンを新しく購入するときに、Microsoft Officeをオプションで付けるかどうかで迷っていませんか?
よく分からないけど取り敢えず付けておこうと思っている方は、ちょっと待って下さい。
Microsoft Office は大きく分けて3つの購入方法があります。
- 無料版
- 永続ライセンス(一回限りの購入)版
- サブスクリプション(継続購入)版
違いが分からないという方は↓この記事で徹底解説をしています。
永続ライセンス版において「パソコンとセット購入」できるMicrosoft Officeのことをプレインストール版といいます。
永続ライセンスには以下3種類の購入形態があります。
- POSAカード版
- ダウンロード(オンラインコード)版
- プレインストール版
この記事では
- プレインストール版ってお得なの?
- とりあえず買っといた方が良いの?
といった疑問について解説をします。
この記事の結論
まず初めにこの記事の結論をお伝えします。
- プレインストール版は永続ライセンス版を安く購入したい、かつ購入したパソコンでしかOfficeを使用しない方にオススメ
- Microsoft Officeをそもそもあまり使わない、利用はするけど商用目的(仕事)で使わないという方は無理にプレインストール版の購入はせずに、無料版のMicrosoft Officeをオススメ
この結論をもとに、Microsoft Office入りパソコンを買うべきか?について解説をします。
プレインストール版とは
パソコン購入時にのみパソコンとセット購入可能なOffice商品です。
Microsoft Officeがインストールされた状態でパソコンを受け取ることができます。
同じ意味で、プリインストールとも呼ばれます。
パソコン購入時以外で、プレインストール版を購入することはできません。
ラインナップ
ラインナップは3種類です。
プレインストール版はWindows PCでのみ購入できます。
Mac PCでは購入ができません。
- Office Personal 2021
- Office Home & Business 2021
- Office Professional 2021
通常版(POSAカード版、ダウンロード版)との違い
価格について
購入するショップにより価格が前後しますがプレインストール版は、通常版(POSAカード版、ダウンロード版)よりおおよそ10,000円ほど安く購入できます。
プレインストール版 | 通常版の参考価格 | |
---|---|---|
Office Personal 2021 | ¥20,000前後 | ¥32,784 |
Office Home & Business 2021 | ¥25,000前後 | ¥38,284 |
Office Professional 2021 | ¥50,000前後 | ¥65,784 |
インストール台数について
通常版がパソコン2台にインストールできるのに対してプレインストール版は購入したパソコン1台のみでしかセットアップできません。
「インストール台数」という点をもっていうならば、通常版より価格が割高になります。
例えばデスクトップPCとノートPCでそれぞれでプレインストール版を購入するよりも、通常版を1つ購入すれば両方のPCにOfficeをインストールすることができ、安く済みます。
その場合はOfficeをオプションから外し、パソコンとは別にPOSAカード版もしくはダウンロード版を購入しましょう。
どの形態で購入しても中身は同じ製品です。違いはありません。
購入形態 | ユーザー数 / インストール数 | 価格 |
---|---|---|
POSAカード版 | 1ユーザー / 2台まで | 参考価格 |
ダウンロード(オンラインコード)版 | 1ユーザー / 2台まで | ショップにより参考価格より 1,000~3,000円ほど安い |
プレインストール版 | 1ユーザー / 搭載PCのみ | ショップにより参考価格より おおよそ10,000円ほど安い |
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い | 購入できるOfficeの選択肢が限られている 搭載PCでしかセットアップできない バージョンアップができない サポートが切れるとセキュリティリスクが高まる |
メリット
前述した通り、POSA版、ダウンロード版よりおおよそ10,000円ほど安く購入できます。
その反面、インストールできるパソコン台数に対して価格が割高になっています。
デメリット1 購入できるOfficeの選択肢が限られている
プレインストールできるOfficeは、PCによってあらかじめ決まっているものもあればオプションで選択できるものもあります。
ご自身が欲しいOfficeが選べない場合もありますので、購入の前に、実際の店舗やオンラインストアの購入画面で確認しておきましょう。
デメリット2 搭載PCでしかセットアップできない
プリインストールされたOfficeを別のPCに移し替えたりはできません。
デメリット3 バージョンアップができない
デメリット4 サポートが切れるとセキュリティリスクが高まる
まとめ
プレインストール版を購入する前に3つの購入方法(無料版、永続ライセンス版、サブスクリプション版)について認識・理解をすることが大切です。
その上で3つの購入形態(POSAカード版、ダウンロード版、プレインストール版)をご自身のスタイルに合わせて選択し、購入しましょう。
- プレインストール版は永続ライセンス版を安く購入したい、かつ購入したパソコンでしかOfficeを使用しない方にオススメ
- Microsoft Officeをそもそもあまり使わない、利用はするけど商用目的(仕事)で使わないという方は無理にプレインストール版の購入はせずに、無料版のMicrosoft Officeをオススメ
以上、最後までお読み頂き有難うございました。