早速ですがExcel学習には2方向からのアプローチがあると考えています。
- 個々の知識を理解する
- 体系的に理解する
どちらが正しいということはありません。
学習においてどちらも正しいと思います。
必要に応じて使い分けましょう。
個々の知識を理解する
さて、みなさんは何か分からないことがあったら、まずはネットで調べていると思います。
お持ちのスマホやパソコンでタダで情報が得られる時代になりました。
書店に出向いてExcel本を買って調べるといったことは、あまりしないのではないでしょうか。
実務でやりたいことの情報もネットで検索すれば今や無数にヒットします。
複雑な関数の応用などはむしろネットの方が強いと言っていいと思います。
(このサイトより、もっと詳しく解説しているサイトは他にもたくさんあります。)
手っ取り早く情報を集められて効果的な方法だと思いますし、得た情報をいち早く実務で活かせれば、楽しいと感じるハズです。
しかしこれからExcelを始める方にとっては、色々なサイトからバラバラに知識を集めても実務で活かすのは難しいと思います。
何事にも順序があるからです。
体系的に理解する
Excelは表計算ソフトながらその用途は多岐に渡ります。
自身が分からないことだけを調べていては、Excelの持っている力を知る機会がありません。
なぜなら多くの方が自身の実務の中だけでExcelを使っているからです。
大抵の方はExcelに興味がないものです。
興味があるのは仕事の成果物です。
Excelはあくまで成果物を得る為の手段です。
ルーチン化された業務から、Excelの新たな気付きを発見をすることは困難です。
そこで重要なのが、この「体系」という考えです。
体系とは知識の全体のことです。
順序・枠組みを立て、一貫性を持ちながら総合的に学ぶことを意味します。
体系的に学ぶには、「書籍」や「1つのサイト」での学習がオススメです。
習得には時間が掛かると思いますが、情報の取りこぼしが無くなります。
無くなるとまでは、、、言い切れませんが。。
それだけExcelに秘められた力は大きいのです。
この「0から始めるExcel」も「体系的に理解する」を目指しています。
まとめ
学習方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
個々の知識を理解する | 手っ取り早い | 情報が断片的になる |
体系的に理解する | 情報の全体像を把握できる | 時間が掛かる |
Excel学習の目的は実務で活かすことです。
実務でやりたいことと学習内容が噛み合わないと、学習のモチベーションも下がると思います。
ご自身のレベルに合わせてこの2つのアプローチを使い分け、実際に実務で活かすことで学習のモチベーションも保てると思います。